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【Amazon.co.jp限定】セスタス -The Roman Fighter- Original Soundtrack

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YA嵐 増刊 No. 5  拳奴死闘伝セスタス  アドニス VS ニコラウス


本文には作品の内容が含まれます。
ネタバレNGの方はご注意ください ↓

4月3日(金)発売!
ヤングアニマル嵐
5月1日増刊 No.5 の内容

技来静也先生の巻末目次コメント

「第5巻発売中!
 読んで下さいませませ。」

この男、不遜にして最速。
『拳奴死闘伝セスタス』

 第2章 第41話 「完勝宣言」
(扉絵/アドニス、カサンドーラ)

「狩人・ムタンガの勝利から時は遡り、
 次の闘士が現れる――。」


【今月のセスタス かんたん解説】
・ニコラウスのドSぶり、アドニスのチャラ男ぶり。
・アドVSニコ = 自分大好き対決 = ナルシスト対決
・2人のナルちゃん、遂にご対面 → 次号休載(涙)


読んで下さい…ませませ……(ーー;)汗

先生、だいじょぶかな。読者としていろんな意味で心配。
その後のご病気の様子が案じられたのですが。

思いのほか元気そうなコメントなので大丈夫なんです…よね?
違った意味で 『開眼』 されたんですかね?

柑橘系イケメンとか
懸念とも安堵とも受けとめ切れぬ感はあれど。これからもずっとずっと、
セスタスと先生を応援して行きます。では、今月号参ります。


――開会1か月前。属州アジア・ニコメディア。

闘技祭にむけて出発の準備に余念がない、ニコラウス家。
料理番の奴隷たちも同行という徹底ぶりのニコちゃん。

ニコ妻
 「御武運を
 お祈り申し上げますわ」

ニコラウス
「たかが地方の大会ごとき…
 おまえに祈られるまでもないわ」

Σ( ̄□ ̄lll)

フンと鼻息で冷たくあしらう
ニコラウス。

出だしからいきなり毒舌キャラのニコラウスに面食らいます。

しかし、ニコちゃんの奥方も中々の聡明な美女ですな~。
髪の色をかえた物静かなアグリッピーナ様という感じ(笑)

嫋(たお)やかな貴婦人の奥さんと可愛い娘に見送られるのだが…

それにしても、ニコラウスの面白い髪型。正面オールバック、
後姿で見たら、まんじゅうに尻尾はりついたみたいな感じ。

『死闘伝』 2巻、闘士全員登場のシーンではまんじゅうから垂れ下がった
しっぽ。そして今回は、まんじゅうからアップで垂れたしっぽ(汗)

いかにもその道の人が好きそうな雰囲気のニコラウス。

……いや何でもないです。
私のニコちゃん第1印象はさておき。

数々の闘技大会で勝利した優勝カップや表彰品が勢ぞろい!
煌びやかな品々も彼にとっては単なる壁掛け、タペストリー扱いのもよう。

ニコラウス
「良い子にしておれよアントニア
 土産は何がいい?」

アントニア
「お土産なんていらない!
 お父様はどうして
 外に行ってばかりいるの?
 私達が嫌いなの?」

訴える娘アントニアを横目に美しい奥方様もなんだか寂しそう
(TωT) ウルウル

男には男の世界があり、現在の不自由ない生活を支えているのは
ほかならぬ武術指南としての自分の名誉であるのだから、
娘ならば父の苦労を理解せよと諭すニコラウス。

家庭の内側にベクトルが向く男性、外側に向く男性といますが、
中間が幸せなのかも知れないなぁ…なんて私的には考えさせられる場面。

ニコラウス
「土産は無しだ
 母を見習い意見などするまいぞ」

妻子をのこし、無情に去りゆくのであった。

……バルコニーから朝陽を眺めるガウン姿のニコラウス。
襟柄がフーテンの寅さんの風呂敷包みを連想させ不意の笑いを誘う。

そこに、召使の少年が酒を運んできて飲むのだが、突然ふきだすニコ。
青ざめ怯える少年の頭からグラスの酒を浴びせかけるドSの本領発揮。

ニコラウス
「おまえ
 私に仕えて一年は経つ頃よな?」
 主(あるじ)の酒の好みひとつ
 覚えられぬほど馬鹿なのか?」

召使の少年
「も… 申し訳ございませんっ」

涙ながらに許しを請う少年。とそこに、上司らしきおじさんが助け舟。
御酒は自分が改めて買い求めるから自分に免じて許してほしいと懇願。

床にグラスを叩きつけ
こう吐き捨てるのです(ドン引き)。

ニコラウス
「今度 私にこんな安酒を飲ませたら
 二人まとめて鞭(むち)をくれてやるからな」

「フン ようやく私の出番だというのに
 気の利かぬ下僕を持つと
 興が乗らぬわ」

田舎料理漬け、安酒は我慢ならんだの、食べ物に厳し~いニコラウス。

召使に無理難題おしつけるこんな主人もったら、はぁ~~嫁も部下も
苦労するわ。酒の好み知ってるアル中 子どものが不自然じゃ。

TVでマツコ ・デラックスさんが激うまコンビニワインを絶賛してたけど、
ニコラウスが現代にタイムスリップしたらどう思うのやら。

――場面は変わり。バルコニーから朝陽を眺め黄昏(たそがれ)るルスカ。
そこに、アドニス、カサンドーラが登場。

ルスカ
「試合直前にくつろぎ過ぎじゃないのか」

カサンドーラ
「油断し過ぎなのよ!
 準備不足で負けたって
 知らないわよ!」

アドニス
「心配御無用 楽勝よ 楽勝!」

1回戦などアドニスにとっては朝飯前のウォーミングアップ。
寄りかかっていたバルコニー(2階)から突然、地面に飛び下りる。

予想外の行動に肝を冷やすルスカとカサンドーラ。
そんな仲間の心配もどこ吹く風とやら、平然とランニングに誘うアドニス。

カサンドーラ
「国宝級のバカだわ あいつ!」

国宝級のチャラ男です。捻挫だけでも欠場確定という厳しいルールのもよう。
刹那、向こう側から意外な来客、ニコラウス様が。

アドニス VS ニコラウス
遂にご対面。敵に塩を送りあう2人(笑)

ニコラウス
「お早う アドニス君」

アドニス
 「はいっはいっ
 ええ~~~~~~~~っと
 …何だっけ? 名前…」

……ひでえ。対戦相手の名前さえ覚えてないなんて、
こんな軽薄チャラ男と闘わねばならぬニコラウスに心底同情するわ。

一方、朝の挨拶を欠かさないニコちゃんの心の余裕(笑)

アドニス
「これでもあれこれ忙しくてね
 瑣末な事にゃ頓着しねえのよ
 俺ちゃんはさ」

ニコラウス
(『瑣末』 …だと!?)

(※ 瑣末(さまつ) =
 重要でない小さなこと
 些細なこと)

言動から察するに相当の天然ボケか、心理戦に長けた策士なのか。
忙しいふりしてんだか何だか(ちゃんは要らん、ちゃんは)。

もし挑発だったら? と微妙に評価の分かれそうなアドニス。
能面のようなニコちゃんの引きつった表情が

泣けて笑えてきます。

3代続く武術指導家の当主には 「品格」 が求められると主張するニコラウス。
召使達への仕打ち、品格が聞いて呆れる説得力ゼロのニコちゃんなのです。

ニコラウス
「礼を尽した試合で勝てば私の新たな記念碑となる
 君との勝負も良き思い出となることを期待するよ」

アドニス
「『記念』 だの 『思い出』 だのって… 『女子』 かよっ
 アンタ? 髭(ひげ) 生やして心は乙女かぁ?」

Σ( ̄□ ̄lll) 女子

気になるファースト・インプレッション(第一印象)!! 見合いみたい(笑)

【ニコラウス視点】
 対戦相手の名前も覚えてない
→ 無礼な奴だ
→ 表敬訪問なのに失望落胆

【アドニス視点】
 多忙で覚えてらんない
→ 心は乙女の面倒臭いおっさん
→ 虫が好かねえ

【結論】
 ドSで気難しいけど心は女子のニコちゃん。軽薄チャラ男のアドちゃん。
 2人のナルちゃん(ナルシスト) に変わりない事実。

はぁ~~~~~~~~
(渇いた溜息)

やっぱりね感がむなしい次は
自分大好き対決!
ナルシスト対決!!

ムタンガ VS アブデロス 勝敗予想は外れたけど、今回の勝負内容は当たり
というか、3年前の初登場からナルちゃん対決しか思いつきませんでした
(T_T)

ニコラウス
「こちらこそ とくと吟味させて貰うよ
 アドニス君
 皇帝の衛士がいかほどのものかをね

 それでは
 闘技場(アレーナ)で会おう!」

あくまで紳士のニコラウス、手を掲げ去り行くのであった。

アドニス
「ああいう自惚(うぬぼ)れ野郎を
 見てるとムカムカするぜ!」

ルスカ
「君がそれを言うのか!?」

君があんたがお前がそれを言うのか。
突っ込みどころ満載だな。

アドニス
「初戦は瞬殺するつもりだったが
 計画変更するぞ!

 あのいけ好かねえ気取り屋に
 再起不能の
『超大恥』 かかせてやる」

悪代官の含み笑いアドニスで次回に続く!!


★花粉症を病院薬で緩和。つらい時は無理せず寝てました

(= ̄  ̄=) Zzz

ソロン様みたく、俺ちゃん出番まち親衛隊女子はいるんですかね(笑)
アドちゃん&ニコちゃん2人揃っての登場。3年越しの御対面でしたね~。

美形キャラ以外のキャラクター、風景や建造物などの背景に至るまで、
丁寧に描き込むところに技来先生の漫画への情熱を強く感じます。

まるで映画のワンシーンを見るような記憶に残る画面。
迫力のアクションシーン。ヤングアニマル嵐でお楽しみください。

「次回はYA嵐7号
(6月5日(金)発売)より再開!
 お待ち下さい!!」

『拳で語れ!』
最強ボクシングライター
原功さんのコラム

「ROUND 07
 メイウェザー VS パッキャオ
 歴史的一戦」

(イラスト/
 衛帝隊、最速の拳士アドニス
 最速の拳。)

2015年5月2日(日本時間3日)
米国ネバダ州ラスベガス

ボクシングのみならず個人対決のスポーツイベントでは
史上最高の金額が動くといわれるメガファイト

�7戦全勝(26KO) 5階級制覇の天才ボクサー
WBA&WBC世界ウェルター級王者
フロイド・メイウェザー(38=アメリカ)

�階級制覇の実績を持つフィリピンの英雄
WBO世界ウェルター級王者
マニー・パッキャオ(36)
敬称略

『拳奴死闘伝セスタス』
『拳で語れ!』

(毎月 第1金曜日 発売)
ヤングアニマル嵐
次号No.7
6月5日(金) 発売につづく!

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「拳奴死闘伝セスタス」 係




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