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管理人miyu
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漫画家ファンレターQ&A 書く目的を明確に 返事は一旦忘れる

【この記事の内容】
・ファンレターの意味とは
・歴史上の偉人は手紙魔が多い
・手紙を書く人は開運する
・ファンレター届けてくれる人に感謝


「どうしたら返事が貰えますか?」
「返事きた漫画家を教えて下さい」

どうしたら返事が、返事きた漫画家、漫画家、漫画家、返事、返事(エコー)


( ̄  ̄|||)  必死だな……


同じ相談の何と無数に溢れている事か。ヤフー知恵袋、千件以上の同様の質問に圧倒されクラクラしそうな、みゆです。

ファンレターを出すのもメール世代へと変わり、私達のような手紙世代は稀少になって来ているのかも知れません。

パソコンの使い方が分からない若者も増えて来ているそうです。インターネットの世界は移り変わりが速いですねぇ。中にはこんな質問もありました。

「切手や封筒は同封した方がいい?」
「色紙同封してサイン下さいというのは失礼ですか?」

切手封筒同封する方が逆に、プレッシャーにならないですかね。色紙なんて最たるもんだと(ーー;)汗

直感インスピレーション鋭く感性豊かな世の漫画家先生たちは、みんなの 「クレクレ攻撃」 に鬼気迫るものを感じてしまって返事が書けないのかも知れませんね。

切手を同封されて困惑の漫画家さん方もおられるようです。返事ありきで手紙を出す人が増えるのも困りものです。

ファンレターの意義を見直すと共に、手紙出したい人達の役に立てたら…そう思い今回の記事を書こうと思いました。

私はライターで文章を書く事を生業としています。物心ついた時から、お金になってもならなくても、私は文章を書き続けて来ました。ファンレターもその1つです。

私にとって文章とは趣味創作であり、インプットしたものをアウトプットする自己表現であり、自分を客観視する行為、他者へ情報発信する行為であり、

生涯のライフワークであり、生きる事、人生そのものです。

ファンレターを含む全ての文章、私がライターという職業である事は切り離せない事柄で、そんな事も交えて少しずつお伝えして行きたいと思います。

ファンレター講座(勝手に)第2回目です。今回はファンレターの意義についてお話しします。そもそも、

「ファンレターとは何の為にあるか?」

まず、ここが明確になっていないと焦点がぼやけた曖昧な文章、一体何を伝えたいのか分からない文章になってしまいます。

ファンレターとは漫画家さんを励ます為の手紙、作品の感想を伝える(良いアイデアがあれば提案)、応援する自分という人間を知って貰うための手紙です。

書く目的に沿った内容にしましょう。ここで注意しなければならないのは

〇漫画家への応援の手紙であり
✕漫画家への催促請求の手紙ではない

という事です。温かい言葉で語りかけるように、心を込めて書きましょう。字や絵が上手くなくとも、気持ちの込もった手紙は人の心を動かし、相手にも伝わります。

逆に、達筆で絵が綺麗でも、技巧があっても、そこに心の無い形式だけの手紙もまた、相手に伝わるものなのです。

書式は知っておくに越した事はないですが、たとえ分からなくても、ここのポイントを外さなければ良い手紙が書けると思います。

「先生、喜んでくれるかな」
「自分の手紙を読んで、先生が幸せになってくれますように」

そう思いながら、毎回私は書いています。ファンレターとは漫画家先生への無償の読者愛なのです。


【私の視点・感想】
「色紙」
「イラストファンが
 漫画家に贈らなくてもいい」

こんな長めのキーワードで
検索訪問された方がいました。

色紙って保管場所にスペース取りますよね。沢山のファンレターが来るでしょうから、う~ん、どうなんでしょう。

それでも、読者からだと喜ばれる先生も中には居らっしゃるかもですが。処分し辛いものがあります。色紙って(汗)

私だったら普通のイラスト送るかな。
って、そんな人、いるんでしょうか?

漫画家さんがファンに贈るのとはまた、意味・ニュアンスが微妙に違ってきそう。中々、難しい問題ですねぇ。

また、ネット上には、
「私なんかが出して良いのでしょうか」

という声も少なからずとも有るようです。私からすれば、「勿体ない」 の一言に尽きます。葉書や手紙をどんどん書く人は脳にも良い影響を与え、開運するのです。

歴史上の偉人に 「手紙魔」 と呼ばれるほど頻繁に手紙を書いていた人物たちの例は枚挙にいとまが有りません。

漫画の神様・手塚治虫先生に藤子・F・不二雄先生が創意工夫を凝らしたファンレターを送り、彼からのファンレターを楽しみにしていたというエピソードもあります。

日本人は遠慮がちな人が多いんですかね。奥ゆかしいと言えば奥ゆかしいですが。私からすれば勿体ないです。

イラストファンであってもなくても、私なんかがと悩む時間が勿体ない! 編集部、漫画家さんにどんどん手紙を出しましょう。

手紙が迷惑なら、「作品の感想を送って下さい」 「〇〇先生に励ましのお便りを」 と雑誌に載せたりしないと思います。

手紙やイラストが多めになった時、私はたまにレターパックで送りますが

レターパックには追跡番号があり、インターネットで追跡すると、受け取られた日時が分かるようになっています。

出版社となると手紙の数も多いので、係の人がまとめて郵便局に受け取りに来られるのでしょう。最近確認したら、早朝6時頃の受け取りになっていました。

あなたのファンレターを編集部まで運んでくれる係の人、担当編集さんにも感謝しましょう。様々な人々の手によって漫画家への手紙が日夜運ばれているのです。

次回は、実際にファンレターの返事を頂いた私の体験談、ケースバイケースの事例も交えながら、返事が来ない理由について言及してみたいと思います。

前回、見返りを求めない極意と書きましたが。やはり、手紙に変な念や執着がこもってしまうと思うのです。

返事の事は一旦忘れましょう。

今回のまとめ法則を参考にしながら素直な心で手紙が書けた時――憧れの漫画家先生が手に取りパッと開いた時。

そのファンレターはきっと清々しいものになっている筈です。


【今回のまとめ】
・敬意、礼儀で心をこめて
・目的に沿った内容で書く
・催促請求、無理なお願いはしない
・返事のことは一旦忘れる
・相手の幸せを祈る温かい心


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