本ページはプロモーションが含まれています

【Amazon.co.jp限定】セスタス -The Roman Fighter- Original Soundtrack

管理人miyu
世界史・語学Twitter @cestvsmiyu
フォロー時一言あるとありがたいです

技来静也先生のデビュー作 『ブラス・ナックル』  感想(その2)

本文には作品の内容が含まれます。
ネタバレNGの方はご注意ください ↓

いまから 20年ほど前に描かれた 『ブラス・ナックル』
驚くべきは、デビュー作でこの完成度。
若き日の技来静也先生の迸(ほとばし) る情熱とエネルギー、
気迫が伝わってくる、青春を捧げた名作です。

技来先生の作品って、文学の香りがするんですよね。
文学性、普遍性、カリスマ性が感じられるところに惹かれ愛読に至ります。
やはり、作家の情熱、熱量、引力というものが読者を引きつけるのでしょう。
私のお気に入りの感動名場面を紹介します^^


「ド派手にやったろうじゃねーか!!」
(アレックス)


セスタスシリーズの魅力★番外編。つづきです ↓

『ブラス・ナックル』 1巻  「第2章 弱者の棺 (第1話)」
白人たちの追手から逃れる黒人の少女セシルをカッコよく救い出す、
黒人ボクサーのアウトロー、主人公ヴィクター。

彼が傷ついたセシルの手をとり、馬に乗せるシーン。
武骨なヴィクターの、意外にもフェミニストな一面が垣間みえる場面。

どーみても、強面(こわもて) の兄貴と、無垢で可憐な少女。
そんな二人のドラマチックな出逢いのシーンに心温まります。
ヴィクターと成長したセシルとの再会。みてみたいですねぇ。

同1巻  「第2章 弱者の棺 (第2話)」
セシルの兄、マシューの台詞。

「 『弱さ』 に甘んじてきた事が
俺たちの 『罪』 だったんじゃないのか」

『ブラス・ナックル』 2巻
「第3章 ハンティング・ツアー (第1話)」
語り(ナレーション)

「その男の罪は
晴れぬ誤解の積み重ねであり――――
 『真相』 を知る者は
ごくわずかであった……」

同2巻
「第3章 ハンティング・ツアー (第2話)」
扉絵
銃をもつアレックスが渋い! 格好良くて気に入ってます。

『ブラス・ナックル』 最終3巻
「第3章 ハンティング・ツアー (第10話)」

ヴィクターを追跡する、保安官お付きのハンターたちの一人として同行する
アレックス。そこで出逢う、村で一番の鳥射ちの名手・トスカ少年。
トスカの死に際しての、アレックスの独白が切ない(涙)

「悪党(クズ) の命で稼いだ汚ねえ金には
 まともな使い道なんかねえっていうのかよ」

同3巻  「第3章 ハンティング・ツアー
(第14話・最終話)」 扉絵

ブラスター・ナックルを纏(まと) った左手でマントを引っ提げるヴィクター。
激闘の終焉をむかえ、闘い疲れた戦士という感じが滲み出てかっこいい!



【関連記事】
技来静也先生のデビュー作 『ブラス・ナックル』  感想(その1)
技来静也先生のデビュー作 『ブラス・ナックル』  ネット通販しました。


2 件のコメント:

文太郎 さんのコメント...

こんばんは。あまり自分ばかりコメントするのはどうかな、
他の方が書きにくくならないかなと思っていたのですが、
楽しんでいただけているなら遠慮なくコメントさせていただきます!
『ブラス・ナックル』 そういえばデビュー作なんですよね。
デビュー作でありながら主人公が筋骨隆々のへヴィー級ボクサー、
女性キャラがほぼ皆無、極めつけのバイオレンスと
かなり尖った要素満載の作品!
異形のバケモノたちを次々殴り飛ばしていく主人公ヴィクターの
暴れっぷりからは、若き日の技来先生の物凄いエネルギーが
直に伝わってきました! この頃から先生はボクシング
大好きだったんですよね。なんだか嬉しくなってくるのはなぜでしょうかw
そして! いよいよ今週ですね。長かった3カ月。
滅茶苦茶楽しみです! 早く読みたい! キックボクシングも頑張ります!

管理人みゆ さんのコメント...

��文太郎さんへ
こんばんは。夏も終わりですね。9月わくわくわくわく(*´ω`*)♡
どんなにどんなに9月5日を! 待ち焦がれ待ち構えてたことか!
技来先生のセスタスと、皆様のコメントを糧に生きてる、みゆです。
親しみこめて(笑) 文太郎たん★ブラス・ナックル感想ありがとう。
文章書きのはしくれの私ですが、ライターと言葉は格好良いですが、
末端で地味~~な、孤独な作業のくりかえし。自分というものを
突き詰めなければならない部分というか要素もあるお仕事なので、
私にとって、応援コメントがどれだけ支えとなっていることでしょう。
激務とプレッシャーの連続の、漫画家・作家先生にとっての
ファンレターも、きっと、かけがえの無い存在なのでしょう。
こちらこそ、沢山コメント頂き、文太郎さんには感謝しております。
拙いブログを盛り上げて下さり本当にありがとうございます^^
ご周知の通り、コメントは不特定多数の方に公開となりますが、
共通性ある話題をリンクできるのがブログという媒体のいいところ。
コメントは…という時は、管理人へのこっそりメールもできます(笑)
��お答えできることであれば) 私への質問など、お気軽にどぞ~。
以下の記事をご覧頂いた上で、メールフォームから送れます。
��すでに御存知かもしれませんが、URL記しておきますね)
フォームからの返信にて恐縮なのですが、それでも宜しければ。
コメント・応援記事・メールともにいつでも大大歓迎で~す♪ ↓
2014年01月03日  セスタス&技来静也先生のファンの皆様へ
http://shizuya-wazarai.seesaa.net/article/384243081.html