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漫画家ファンレターの文例 返事を貰える人、貰えない人の違いとは?


特に反響の大きかった記事を
見やすく再編集しました。


【この記事の内容】
・ファンレター絶対量
・返事を貰える人とは?
・感動、称賛は具体的に
・書き出しの一例

 2015.06.01 移転
 2015.08.22 公開
 2019.07.19 更新

運営・編集 writer Miyu


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ファンレター、書き出し、漫画家、返事がない手紙、書き続ける…

そんなキーワードで検索訪問された方がいました。それにしても、後ろ2つは寂しい心境垣間見えるキーワードです。

6月、漫画家ファンレターについて2記事UPしたのですが、世間の関心度の高さがうかがえるこの話題について改めて掘り下げ、言及したいと思います。

返事という結果だけを求めると、それはただの辛い作業となってしまう。

ファンレターとは応援、励ましの手紙であり、見返りを求めるものではない。漫画家はペンフレンド、メールフレンドではない。


手紙、イラスト、サイン色紙など得られた返事は、ファンの純粋な応援に対する漫画家の感謝と厚意であり結果論。返事は作品で返して貰えればいい。

ファンレターについて、そう捉えています。ここがブレてしまうと、恐らく私はファンレターを書き続けることが出来なくなるでしょう。

逆を言えば、だからこそ、今日まで書き続けてこれたのかも知れない。

とはいえ、憧れの尊敬する漫画家さんから返事がきたら、興奮ものの驚きと嬉しさ! 一漫画ファンとして、返事のない寂しさが分からないではありません。

返事を貰える人、貰えない人。両者にはどんな違いがあるのでしょうか?


大御所先生から新人作家さんまで、子どもの頃からファンレター送り続けて〇十年。今ではいい歳のおばさんになった私が、あなたの疑問に答えます。

あなたが漫画家(有名人)だったら、どの人に返事を送りたいと思いますか?

作品を読んでくれるだけの人、少しだけ手紙を送ってくれた人、何度も手紙を送ってくれる人、漫画家と編集部の両方に手紙を送ってくれる人。

私だったら後者ほど贈ってあげたい。応援の頻度、親密度、情熱度、コミュニケーション度…様々な要素にもよりますが。

漫画家さんに限らず、大部分の人がそう思うのではないでしょうか。それが人情だと思うのです。


世の中にはこういう人たちも居るのですね。例えば、愛読のマンガ雑誌の連載作家全員にファンレターを送る人。SNSで頻繁に話しかける人。

漫画家本人のみならず、その担当編集さんにも話しかけてる人。数十枚という直筆サイン色紙やコレクションを、自分のサイトで紹介してる人。

地方在住の私には都会で開催されるサイン会には度々行けないので、この方と私とは、ちょっと事情が違うかもですが。

錚々たる顔ぶれの漫画家の色紙コレクターの方が私と同様に、自分から色紙をお願いしたことはないと仰っていたのがとても印象的でした。


このような人たちがいる現実を考えると、違った角度でのファンレター事情というものが見えてきます。

このような人たちがいる事実を伝えたくて、催促の手紙を送ってる人たちに伝えたくて、この記事を書きました。

「色紙にサイン下さいって言ったら失礼ですか?」「ファンレターを出して何度目で漫画家から返事がきましたか?」

それは…最小限の労力で、お目当ての先生からの返事をゲットしたいということなんですかね汗?

複数の相談掲示板でよく見かける質問なのですが(厳しいことを言ってしまうようですが)、貰える確率は低いかも…。


それは先述した彼等に、ファンレターを出す絶対量で、漫画家とのコミュニケーション絶対量で負けているからです。

負けるとは量だけではありません。それだけ書けるのは何より、圧倒的に情熱が勝(まさ)っているからです。ファンレターとは競うものではないけれど。

想いと情熱が手紙=ファンレターという形で伝わり、世の漫画家さんたちの心を強く動かすのです。

多い先生でしたら何百人、何千人という沢山のファンを見てきてます。海外からのメール、ファンレターも届きます。

毎月、何百何千という手紙やメールに目を通す立場。全員に返すのは難しくとも、人を見る目は肥えてくるでしょう。


ファン一人一人の応援の熱量によって、この人にはハガキ、手紙イラスト、色紙をとか、忙しい執筆の合間に漫画家も対応してるのだと思います。

マメに返信する先生もいれば、全員に返事を出すと切りがないので、不平等になるから返事は出さない方もいるので、その先生の方針によります。

なぜ、この記事を書こうと思ったのか。それは、ファンレターに見返りを求めすぎる風潮が世に溢れ、残念に思ったからです。

催促の手紙を読んで、先生方はどう思われるのか、と。ファンレターの本来の意味を改めて考え直すことにより――

漫画家もファンも互いに気持ちの良いコミュニケーション、交流ができることを願い、また、困っている人達の役に立てたらと思いました。


ファンレターの返事に固執せず、趣味でイラスト・小説・ブログを書いたりする人もいます。同じ作品を好きな人同士、交流を楽しんでる人もいますよ。

漫画家の返事という一つの結果にこだわらなければ、人それぞれ交流の楽しみ方は幾らでもあるでしょう。

20年以上、手紙を出し続けている漫画家さんも私にはいます。次回は更に掘り下げて、私が実際にご返事を頂いた先生たちの事例を紹介します。

【まとめ】
・ファンレター以外の楽しみを。
・同じ作品が好きな人と交流する。
・気長に応援する余裕も大事。


【ファンレターの一例】
書き出しの一例。キャラクターや作品への想いをこめて自分の言葉で、漫画家さんと編集部に感想を伝えましょう。

以下の構成で書いて行きます。自分の思いが便箋2、3枚位に収まるのがベター。

「拝啓→敬具」「前略→草々」。初めて出す方には拝啓、何度か出してる方には前略で書いてます。知ってるに越したことはないが、無くてもOK。

漫画家本人より、編集部に出すほうが影響力はあるとも言われてます。実際に書いてみましょう。

大切なのは素直な想い、作品への情熱、そして、どこが感動・共感したのか「具体的」に伝えることです。


以下の内容全部でなく、書き出し、作品感想、結びでもOKだと思います。

あくまで私流なのですが大御所先生から新人作家さんまで、かなりの確率で返事を頂けました。

週刊連載の漫画家さんは特に忙しく、ファンレターの数も多いと思われます。返事は難しいかも知れません。

「返事が来たらラッキー」くらいに構え、ファンレターを書くことを純粋に楽しみましょう^^

【文例】
〇〇〇〇先生
初めまして。『作品名』いつも楽しく拝読しています。〇〇〇〇と申します、よろしくお願い致します。

・季節の挨拶
・作品を知った経緯
・作品の感想
・好きなキャラクター
・好きなセリフ、名場面など
・今後の展開予想と期待
・ほか、提案などあれば
・漫画家、関係者への心遣い

〇〇年〇月〇日
(自分の名前)


一例をもとに自分の言葉で感動を伝えてみて下さい。書いたら最低3回は推敲、チェックを忘れずに。宛先や番地、切手も忘れずに。

Let's enjoy fan letter life!


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