セスタス名言 ザファルの説教先生 晩秋に咲く花だってあるんだ

ダウンタウン

お笑いバラエティ番組

『リンカーン』

火曜 22:00 ～22:54／ＴＢＳ系列

2005年10／18～2013年９／10

放送終了だけど（涙）　いまでもＤＶＤみて笑ってます♪

セットは教室、メンバーの衣装は緑色のジャージというあの企画！　「説教先生」 は私のお気に入りなのであります（笑）

このブログ、「ザファル」 「名言」 というキーワードで検索してくる方が結構いるようなので （ザファル先生大人気）、リンカーンの企画名を拝借してカテゴリを（勝手に） 作ってしまいました。

題して、　「セスタス名言！　ザファルの説教先生」 ってパクリやん（笑）　という訳で、ここでは、ザファル先生の名言を紹介して行きます。よろしくお願いします。

「夏が過ぎれば秋は必ず来る。

　人生は続くのさ。しかし花の
　季節は春や夏だけではないぞ。

　晩秋に咲く花だってあるんだ」

（拳闘暗黒伝セスタス　10巻）

主人公セスタスの師、ザファル先生の名言。いい言葉です。この言葉すごく好きなんですよね。拳奴を振いにかける選抜戦で、団に残留させられなかった

網膜剥離を患うモンソンの身を気遣うドリスコ団長。訓練師として団に残留させるべく団長が引き止めようとするも…

「へっ、フラれちまったよ」

しんみりヤケ酒のドリスコおじさん。人情味あふれるトコが憎めないです。

選抜戦・脱落組の旅立ち。
転売の終着先は――

死まで続く単純労働の塩山、鉱山。過酷な運命に身を投じる元仲間を見送り無事を祈る、万感去来の感動シーン。

気力、体力が充実している若い時には、夢が叶えられ、何でも実現出来るような気がするものです。

歳をとるって一般的にネガティブなイメージで捉えられがちですが、必ずしもそうではない。歳をとる事は素晴らしい。

気力・体力・エネルギーは若い頃が充実していますが、仕事・家庭・社会活動で培われる知性・教養・経験値などは

歳月を経て、初めて得られて来るものではないでしょうか。

若くして巨万の富を築けばええみたいな風潮がありますが、晩節を汚したり、数年でオケラになる人も少なくありません。

芸術家でも早くから才能を発揮する早熟の天才がいますが、晩年鳴かず飛ばずになり寂しく死んでいく人もいます。

――早々に成功するのが
本当に良い事なのでしょうか？

「結果がすべて」 と言うなら、墓に入るまでが勝負です。いや、結果を導くプロセス（過程） はもっと大事な気がします。

人生の有終の美を飾る時。幸福でなかったら、本当の意味で成功したと言えないのではないでしょうか。

医学の進歩発展で長生き出来るようになった訳ですから、遠回り遅咲きしても許される時代になってほしいものです。

人生に無駄なし！！


「馬車は進む。　
　涙痕にも似た轍を地に刻み
　切なる野望
　儚い希望を乗せて」

（拳闘暗黒伝セスタス　10巻）


技来先生の語りは、１つ１つが詩的古典的レベル。格調高いナレーションが品格を与え、深い余韻を残しています。

2015年７月３日追記
ラベル名を 「求道者の名言」 に変更。
ザファル以外の名言も追加予定です。