ＹＡ嵐 増刊 No.11 拳奴死闘伝セスタス アブデロスの生い立ち

本文には作品の内容が含まれます。
ネタバレNGの方はご注意ください ↓

ブログを読んでくださる皆さんへ。いつも、ありがとうございます^^

発売日１日遅れで購読、諸用が入ったりと感想が遅れることが
ありますが、よろしくお願いします
m(__)m

10月３日（金）発売！　ヤングアニマル嵐★11月１日増刊　 No.11の内容

『拳で語れ！』
最強ボクシングライター
原功さんのコラム

「ROUND 02　五輪王者は最強！？」
（イラスト／オリンピアの覇者　ソロン
神に愛された天才――。）

村田諒太 （日本・帝拳）
フィデル・ラ・バルバ （アメリカ）
パスカル・ペレス （アルゼンチン）
カシアス・クレイ
（後にモハメド・アリと改名） （アメリカ）

ジョー・フレージャー （アメリカ）
ジョージ・フォアマン （アメリカ）
レイ・レナード （アメリカ）
レオン、マイケル（スピンクス兄弟）
（アメリカ）

オスカー・デラ・ホーヤ （アメリカ）
ウラジミール・クリチコ （ウクライナ）
ワシル・ロマチェンコ （ウクライナ）
敬称略

『拳奴死闘伝セスタス』　技来静也先生
第２章　第36話
「怪物を育てた不幸と強運」

技来先生の巻末目次コメント
「こう異常気象続きだと
　正常が何かを忘れそうです。」


【今月のセスタス　かんたん解説】
・死刑囚、赤髭アブデロスの濃い～～い過去バナ
・悪のフルコース、アブデロスの生い立ちが明かされる
・セスタス＆デモクリトス先生、最後１Ｐ登場（涙）

私のトコは発売日には来ないけど、一応きいてみました。
当日、７イレブンの店員のおじさんに、嵐がきてるかを。

「う～～～ん、ちょっと、分かりませんねぇ」

心細～い返答に凹む。頼む！　おじさんだけが頼りなんだ！（切実）
で→　　翌日のお昼、無事きてたー。キャッホウ(≧∀≦*)♪

私のところでは発売日１日遅れで届くことが分かったので、
時々限定付録のつく、７イレブンで購入することにしました。

休載で間があいて待ち遠しい時にはアマゾンで購入するかも。
アマゾン、７イレブン、ともに１日遅れに変わりないようなので。

在庫自体があまり置いてないのか、コンビニ行っても１冊だけ
あったのを購入できたのでした。（前回・今回とも……ホッ）

さ～、『さわやか』 死刑囚ストーリー引っ提げて――
技来先生のＹＡ嵐★移籍新連載　センセーショナル堂々の第２回！！

肉食系男子、アブデロスの野獣のように咆哮する扉絵が。
覚悟はしてたが、今回は読むのにエネルギーが要ります。
生気を吸い取られるとも云ふ……ふぅ～～（ーー；）汗

映画一本とれそうな、悪の権化が悪の限りを尽くす回。
今回は珍しく、ナレーション（語り） が多用されています。
今までこんなに多用された回は無かったのではないでしょうか？

凶悪の権化、死刑囚・赤髭アブデロスの生い立ちから始まり、
その数奇な半生が走馬灯のごとく超高速で進んでいきます。

トラキアの蛮王アブデロスの名で呼ばれるようになった
死刑囚、第１の不幸から第６の不幸に至るまでの経緯が、
立て板に水のごとき技来先生の見事な語りで進んでいきます。

「憎まれっ子世に憚る」　と昔の人はよく言ったものです。
赤ん坊アブデロスを発見したじいさんの哀切感ただよう
表情が全てを物語るような、おきまりの悪のフルコース。

悪の道へと突進するしかない、不幸を地でいく彼が憐れでもある。
村人たちの善意が悉く裏目にでてしまうのも、切ないかぎり。

不幸と強運がキーワードになっている今回の連載ですが、
この場合、悪運つよき、という意味での強運のようです。

成人してスキンヘッドとなったアブデロスがこえ～よ～。
12歳で暴力に覚醒して、18年間も野放し状態だったのか？！

「市民が怯えているではありませんか」
（アポロニウス）
（拳闘暗黒伝セスタス　13巻）

最早失うものがなにも無い人間は狂気に走ってしまうのか。
やがて彼の強運も尽き、裁きを受ける時がやって来るのだが…

流血を嫌うトラキア総督……って、ちょっ……待っ……？！！

生ける災厄たる彼は、台風の目。気づけば、どんだけ周りに
人が倒れていたことか。そんな手ぬるいこと言ってていいのか、
悩める総督よ。いままで誰がこの男を社会で許して来たのか。

鎖を引きちぎり解き放たれた狂犬、野獣ほど恐ろしいものはない。

「不遜なまでの生命力」
「血の一滴に至るまで換金」

って裁決ですんごい表現される死刑囚アブデロス（汗）
処刑しても死なない！　１度ならず２度までも！
もはや人間じゃない。村人からすれば堪ったもんじゃない。

不幸という言葉がどんだけ出て来るのかっていうくらいの
不幸オンパレード、さわやかストーリーの今回（ーー；）汗

『不幸』 と 『強運』 おりなす死刑囚ドラマチック人生。
それにしても、技来先生の語りが詩的古典的レベルで凄すぎる件。

祝福・歓迎されざる悪役キャラクターの人生ひとつでも、
ドラマがあり、文学性があるのが、技来先生の類稀なる手腕。

もっと評価されてしかるべきだと思うのは、私をふくめて、
少なくないことでしょう。沢山の人に知ってほしい名作です。

追伸
先週末、諸用で東京に行ってました。１年ぶりの東京。
あまった時間は、複数の美術館めぐりで結構ハードでした^^;

現地で２度蚊に刺されたものの、デング熱は大丈夫でした。
道中、多少のハプニングに見舞われたものの…

台風とともに上京、噴火とともに帰郷で心配だったのですが、
無事に飛行機で帰れて一安心（噴火の 翌28日帰途）。感謝です。

このたび、９月27日の御嶽山噴火でお亡くなりになられた
方々のご冥福を心よりお祈りします。

漫画雑誌って、コミック１冊分くらいのお値段ですよね。
お気に入り作品は新品購入、気になる作品はレンタルコミックと
使い分けていますが、便利でありがたい世の中になったものです。

雑誌は複数の漫画が一度に読めるという意味でたのしんでます。
アンケートはがきも毎回、せっせこ書いて投函してます。
読者アンケートで豪華プレゼントが当選ゲットできるかも♪

（デジカメ、図書カードほか、当たって嬉しかったです）
セスタスと作者の技来静也先生をみんなで応援しましょ～^^

『拳奴死闘伝セスタス』　『拳で語れ！』
ヤングアニマル嵐★次回No.12　11月７日（金） 発売につづきます。
（毎月 第１金曜発売）

私も応援のお手紙だしてます。
ファンレター宛先はこちら　↓

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東京都千代田区神田淡路町 2-2-2
白泉社　ヤングアニマル編集部
「拳奴死闘伝セスタス」　係



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